自分ひとりで就活をすすめる人が利用できる各種就活サービスについて紹介します。
こんな方におすすめ
- 大学を中退して一人で就活を始める人
- 通信制大学の学生で大学の就職支援が受けれない・年齢などの要件で新卒採用が難しい人
- その他一人で就活を始める人
目次
知っておきたい就職支援サイトの活用方法
当ブログ活サービス毎の活用方法では、皆さんに是非、“ワンランク上の就職”を実現していただきたいと思っています。それを実現するためにやっていただきたいサービスと利用方法について紹介します。
就活支援サイトの種類
大学を中退した人や第2新卒の人が主に活用している支援サービスは
- 転職サイト(リクナビNEXT・DODAなど)
- 第2新卒・高卒・中退専門サイト&エージェントサービス
- 大手転職エージェントサービス
- 新卒サイト(リクナビ2020など)
大きく上の4つに分かれます。
転職サイト
転職サイトは、第2新卒や中退の人も利用可能で、実際大学を中退した多くの人が利用しているサービスです。
転職サイトと聞くと抵抗があるかもしれませんが、したで紹介します第2新卒サイトなどに比べ、扱っている案件数の量・質とも桁違いです。
登録~エントリー流れ
大きな流れを説明すると
- 転職サイトで無料会員登録を行い、Web履歴書やアピールシートを作成します。
- 自己分析に役立つ性格診断テストをはじめ、就活に関するノウハウ集などのコンテンツは効率よく情報収集が出来ますので活用してください。
- サイトに掲載されている求人の中から、ピックアップした企業にサイトを通してエントリーします。
- サイトで作成した履歴書やアピールシートをもとに、企業担当者(場合によってはサイトの担当者)が選考を行い、書類通過すればサイトを通して面接の案内が届きます。
スカウト機能などについて
また、サイトに登録する時、どのサイトにもスカウト機能があります。この機能をONにすると、自分の履歴書や職務経歴にマッチした企業からのスカウトが届きます。
経歴が中退の場合、希望した職種と全く関係ない業種・職種からも多く届きますが、数%くらいの割合で興味が持てるスカウトも届きます。
検索機能であまり絞り込まない
大手サイトの求人数はやはり豊富です。求人を絞り込む際、学歴不問や未経験者歓迎などで、絞り込まないように気を付けてください。実際、短大・専門卒以上、時には大卒以上の条件の求人でも採用される可能性はあります。
私の知り合いの大学中退した人は転職サイトで応募した、条件が高専・大卒以上の企業に技術者採用されました。
全員がこのような採用を勝ち取れるとは言いいきれませんが、少なくとも私の身近な人が就活に成功していますので、全く不可能なわけではありません。そのような求人に出会うためにも、むやみに検索の幅を狭めないようにしてください。
全国で開催されている転職イベントに参加してみる
転職サイトの運営会社が企画している転職イベントが、各地方で実施されますので是非参加してみてください。
この時、気になった企業の求人条件が大学卒業以上となっていても、企業のキャリア担当者に『大学中退ですがエントリーしてもよろしいでしょうか?』と聞いてみてください。
冷たい対応の担当者もいるようですが、『一応大卒以上としていますがエントリーしてみてください。』とか、担当者がもう少し話を聞きたいと思えば『履歴書を送ってください。』とか電話番号を教えてくれたりとサイトを介さない方法を知らせてくれるケースも多くあるようです。
上で紹介した人は、実際何社かの担当者(条件は大卒以上の企業)の方と話をして、応募をすすめていただいたそうです。
主な転職サイト
以下の転職サイトの中で先ずは2つくらいを目安に登録してみてください。
第2新卒サイト・エージェントサービス
大学中退した人や第2新卒の人で、いきなりこれらのサイトを利用する人が多いのではないでしょうか?しかし、転職サイトや新卒サイトの求人に比べ、求人数が圧倒的に少ないですし、求人の質が劣る可能性もあります。先ずは、転職サイトや新卒サイトを中心に職探しをすることをおススメします。
しかし、大手ではエージェントサービスのサポートを受けることが厳しいのに対し、第2新卒のエージェントサービスならサポートを受けることができるなどのメリットもあります。
大手の第2新卒対象サイト&エージェントサービス
最近は、このカテゴリーに大手も参入してきています。リクルートは就職shop、マイナビではマイナビジョブ20’などです。これらは、求人サイト+エージェントサービスがセットとなっています。
同じリクルートが運営する地域密着型サイトでは、はたらいくなどがあります。
メリットとデメリット
大手の第2新卒サイトのメリットとデメリットについて紹介します。
メリット
- 求人サイトとエージェントサービスが一体になっているのでわかりやすい
- エージェントサービスを受けることができるので、履歴書作成や面接サポートを受けることができる
デメリット
- 大都市圏でしかサポートを受けることができない
- 求人の質が低いものが多い
その他第2新卒・中退者向けサイト&エージェントサービス
大手以外で地方にも拠点があるものとしては、ハタラクティブやJAICなどがあります。
JAICは、営業職希望の人向けのようで、無料の講習などを開いています。そして、講習の最後に飛び込み実習で訪問販売なども行うようです。ノルマがある訳ではなく、必ず売らないといけないわけではないようですが基本体育会系のノリのようです。
この様に、大手から中小・新規参入まで幅広く、特徴的なサポートが売りのサイトや就職支援サービスがあります
転職エージェントサービス
転職サイトとは別で登録が必要
転職サイト運営会社が行っているエージェントサービスがあります。転職サイトとの大きな違いは、転職サイトは履歴書作成・職探しとエントリーの全てを自分で行いますが、エージェントサービスの場合、専任のエージェントが、履歴書の書き方指導や応募する企業の提案&応募などの代行をしてくれます。
中退者はサービス対象外の可能性が高い
しかし、応募者の経歴などによって、面談・電話面談・サービス対象外などにわかれます。大手のエージェントサービスは、サービス対象者が『社会人経験が1年以上ある人』としていますので、中退者はサービス対象外となる可能性が高いです。
しかし、会員登録しておけば、求人の閲覧が可能です。匿名の企業も多いですが、企業名が掲載されている案件もあります。同じ会社が運営する転職サイトとは、求人案件が違いますので是非会員登録してみてください。
転職エージェント利用時の注意点
一つ注意点として、サービス対象外ではあっても、提携エージェントからエージェントサイトを通して、連絡が入り『あってみませんか?』とサイトを通してお誘いメールが届くケースもあります。
そこには提案された企業が掲載されていますが、そのほとんどがわざわざエージェントサービスを介さなくても採用されるのでは?といった企業です。
とても親身になって相談に応じてくれるエージェントもいるとは思いますが、中には自分の報酬メインで、言葉巧みに希望と違う就職先をゴリ押ししてくるエージェントも少数ですがいるようです。
専門の方と会って話を聞くのはとても貴重で、履歴書の書き方とかの指導もしてくれるとは思いますが、提案される企業に過度な期待はしない方が賢明です。特に、押しに弱い人はハローワークでもしっかりサポートしてくれますので、こちらでの利用をお勧めします。
逆に、嫌なものは嫌!ときっぱり断ることが出来る人は、いいエージェントに出会うことが出来れば、非公開の良い求人を紹介してもらえる可能性も十分ありますので、利用してみてもいいでしょう。
主な大手転職エージェントサービス
- マイナビエージェント 大手の中では経歴に関係なく幅広くサポートしてくれる 登録してもサポートお断りメールが来ない
- リクルートエージェント サポート対象は社会人経験1年以上と明記されているので直接サポートは厳しいが、たまに送られてくる案件は比較的希望に沿っているものも有り(2019年~DODA同様リクナビNEXTでエージェント案件も閲覧可能になりました)
- DODA 大手の中で唯一転職サイトとエージェントサイトが同一なので転職サイトでエージェント案件も検索出来ます。
新卒サイト
新卒学生用のサイトですので基本登録はできません。しかし、各種コンテンツは利用できます。それを活用した方法を二つほど紹介したいと思います。
新卒サイトの活用法
先ず一つ目は、
中退者が主に利用する転職サイトでもノウハウ集は掲載されていますが、転職希望者をメインのターゲットにしていますので、社会人経験がない場合、若干アドバイスの内容にずれが生じます。新卒サイトのノウハウ集は、社会人経験のない学生対象ですからこちらの方がしっくりくると思います。
二つ目ですが、
新卒サイトは転職サイトには載っていない求人も多く掲載されていますので、より幅広く企業を調べることが出来ます。そして、各企業の募集ページの下側に、その企業の採用担当の電話番号やメールアドレスが掲載されています。サイトを通したエントリーはできませんが、電話やメールを送るなどの直接応募をすることはできます。