就活にもいくつかの手段があります。
このページでは就活・転職サイト・就職支援サービスなどを介さない直接応募について紹介したいと思います。
特に読んでほしい人
- 大学を中退して就職を希望している人
- 通信制大学の学生で年齢などから新卒での採用が厳しい人
- その他就活サポートを受けることができない人
おすすめできない人
直接応募の場合、不愉快な対応をされることも多々あるため、心が折れやすい人にはお勧めできません
目次
是非検討してほしい直接応募
今回は紹介している就活以外の別の方法として、各種サービスを利用しない直接応募について紹介したいと思います。
転職サイトを通しての応募は事前にフィルターにかけられる
特に大学を中退した人が、転職サイトを通じてエントリーした場合、学歴不問・高卒以上に加え、辛うじて短大・専門卒以上の案件であればエントリーが通過する可能性もあると思います。
しかし、資格要件が、文系なら大卒以上、理系なら高専・大卒以上となっている企業に直接エントリーしても、書類通過は厳しいでしょう。転職サイト側で条件に少しでも合わなければ、落とされてしまう可能性が高いからです。
求人を出す企業は、採用を効率化するためにサイトの運営会社にお金を払って事前に志望者の絞り込みをしてもらっているのですから仕方ありません。
転職サイトのアドバイスでは、『少々学歴の不一致(高卒の人が大卒の募集に応募するなど)があったとしても応募してみましょう。』と書かれています。
実際、大学を中退した知り合いの人は、高専卒以上の募集に応募(リクナビネクスト)したところ企業から直接メールが届き見事採用されました。
上の人は転職サイトを通して幸運にも企業から直接メールが届きましたが、直接応募をすることでより高い確率で企業に近づくことができると思います。
直接応募なら面接までこぎつける可能性も高くなる
直接応募の場合、転職サイトのフィルターはかけられませんのでうまくいけば『履歴書を送ってみてください。』などの返事がもらえる可能性もあります。
当然、転職サイトを通してくださいとお断りされるケースも多いとは思いますが、積極的に連絡をしてきた人は印象に残りますし是非あってみたいと考える採用担当者の方も結構います。
私の会社の人で、中退ではないのですが大学の学科が対象ではなく、応募もむなしくお断りをされたそうなのですが人事に直接電話をかけ面接にこぎつけた人が1人います。そして見事入社を果たしました。
直接採用は企業にとってもメリットがある
企業もまた、直接雇用すれば就活サイトに紹介料を支払わなくて済みますのでメリットがあります。
企業の連絡先を入手する方法
企業の採用担当部署の連絡先を入手する主な方法は以下です。
- 転職サイトを利用している企業の多くは、自社のホームページでも、中途採用に関するページを開設しています。そこには、自社の採用担当者の電話番号やメールアドレスが掲載されています。但し、大手企業の場合は記載がないことが多い。
- 新卒サイトの各企業の募集ページにも同じく、採用担当者の電話番号やメールアドレスが記載されています。自社のホームページに記載がない大手企業も記載されていることが多いです。
これらの情報をもとに、直接電話する・メールを送ってみるのもいいと思います。
最初はメールが無難
タイミングが悪く担当者が忙しい時に電話した場合、心証が悪くなるかもしれませんので、最初はメールの方が無難かもしれません。
その時、『大学を中退しているのですが、履歴書を送らせていただいてもよろしいでしょうか?』と聞いてみて下さい。『履歴書を送付してください。』と回答がくることもあります。
直接応募にむく人・むかない人
私はどちらかというと厚かましい性格です。カスタマーセンターに電話をしてなかなかつながらないとき、別の部署に間違ったふりをしてかけて目的の担当の方につないでいただくことがよくあります。
これくらいのことが平気でできる人なら企業への直接応募に向いていると思いますが、逆に少しでも邪険に扱われると心がポキッと折れてしまって就活が停滞してしまうような人には向いていないかもしれません。
新卒者でも就活で嫌な思いを何度もしている
直接応募をする時、担当者によっては邪険な対応をする人もいるでしょうしメールを送ってもなしのつぶての場合もあるでしょう。
しかし、新卒者でも応募する企業によっては嫌な対応をされることは少なからずあります。高飛車な対応をするような企業には縁がなくてよかったくらいの気持ちで次に臨みましょう。
直接応募はワンランク上の就職先を掴み取る効果的な方法だと思います。